こんにちは。三太郎の父ジュニアです。
昔から『モノを使いこなせる人』を見るとカッコいいなと思います。
自分の手足のように自由自在にモノを扱える人。憧れます。
そしてその『使い込まれたモノ』もまたカッコいい。
それが高級品なのか、百均で手に入れたモノなのかは関係ありません。
道具として使命を全うしているモノにはストーリーがあります。
哀愁漂うOYA−Gの背中と同じく。物語が込められています。
この記事では『ぼくがカッコいいと思うモノとの付き合い方』と『カンタンな幸福度の上げ方』をつづってみようと思います。
お読みくださった方の生活が『今すでに身の回りにあるモノ』で潤えば幸いです。
モノを使いこなす=『プロ』『達人』『職人』
あれよあれよとパンク修理をしてしまう自転車屋さん。
グニャグニャになったフレームを元に戻してしまうメガネ職人。
トントントンとスゴいスピードで野菜を切り、鍋を振るう料理人。
下書きもなくサラサラと絵を仕上げてしまうイラストレーター。
あり得ない動きで画面も観ずに『太鼓の達人』を披露するツワモノ…。
この人たちにかかれば、モノ(道具)がまるで自分の手足のようです。
見ていて飽きない…カッコいい。心惹かれます。
そうつまり…
モノ(道具)を使いこなすって、その道の達人になるってこと
筆を極めれば書道家に。
誰にも負けない運転テクニックでドライバーに。
ズバ抜けたボールコントロールを身につけてサッカー選手に。
美味しいコーヒーを飲むために、淹れ方を極めてバリスタに。
大好きなゲームを極めてe−スポーツのプロとして物凄い年収を稼ぐ、なんて人も…
もちろん持って生まれた資質もあるとは思うのですが、『好き』の熱量が図抜けたモノからは時に人生を左右するようなストーリーが生まれ得るものだなと。
このご時世、何が仕事になるかわからないってもんです。
使いこなせないモノが多すぎる生活
では自分の生活はというと…
使いこなせないモノの多いことYO…!
読みかけたまま本棚に眠る本。
作りかけて止めてしまったプラモデル。
大枚をはたいて手に入れたけど、すっかり出番のない服や靴。
いつか使うかもと何年も保管している資料。
機能を使いきれていない電化製品。
録りだめて追いつかなくなったTV番組や映画。
食べるかどうかわからないアメなど、お菓子の残りもの。
家の中を見渡せば、たくさんの『未完』だったり『手つかず』、『途中』のモノたちに囲まれていることに気づきます。
そしてそれらが目に入ると、なんだかちょっとテンション下がったりして…
使いきれていない自分、コントロールできていない自分がなんかイヤなんですよねえ。
使いこなせないモノは手放す
この『中途半端なモノたち』を見るたび、脳ミソが訴えかけてきます。
「どうする?最後まで読む?それとも売る?」
「来年あたり意外に出番があるかもよ?いや…ないかな?」
「今度の週末、夜更かしして観る?それとも消して容量を空ける?」
こんな風に、ただ生活しているだけでも知らず知らずのうちに決断を迫られているイン・マイ・ヘッド。
そりゃ疲れるってもんです。
常に何かを考えるサイクルに身を投じているわけですから。
その『中途半端なモノ』たち…
身軽に、思い切って、手放してみませんか?
ホテルや旅館なんかに泊まったときをイメージするのです。
何もない潔さ。何もないからこそわかる本当にやりたいこと。
カバン一つでもどうにかなると割り切った開放感。
ぼくはビジネスホテルのような簡素なところに泊まると、いつも頭の中がスッキリ冴え渡るような感覚になります。なんだか無性にクリエイティブな気分になる感覚。
ちょっと手帳を広げてこれからのことを考えてみたり、思いつくアイデアをぱーっと書いてみたり。
決断を迫られるモノから解放された空間には自分が軸の時間が流れるのだと思います。
選び抜いたモノを極めてみる
自分が本当に使いたいモノだけに囲まれた生活がしたいと願っています。
ミニマリストほどストイックでなくていいから。
自分で選んだモノを自分で使いこなす。自由自在にコントロールする。
これを意識しながら生活すると、面白いんです。
時々、不意に、運転中に、運転できることがスゴく楽しくて嬉しくなることがあります。
自分がまさに愛車を使いこなせている、コントロールできているからだと思います。
大げさに言うと万能感ってヤツです笑
プロや仕事とまではいかずとも、自分が選んだモノ(道具)を使いこなす生活を送る。家にある何かで『達人』を目指す。
日々の生活に面白さと興味が出てきますよ。
まとめ
ミニマルライフ、シンプルライフで避けては通れないのが『断捨離』。
余計なモノはなるべく手放すという考え方とその実践です。
しかしそれと同じくらい大事なのが『モノ(道具)を使いこなすこと』『使いきること』だと考えています。
お気に入りのボールペンをインクが切れるまで使い切る。切れたら替芯を入れる。
革靴は手入れしながら長く履く。かかとが減ったら修理に出す。
子供のイスを何度もドライバーで調整、修理する。
洗車をして、タイヤの空気圧を確認する。
財布やカバンの中はいつもスッキリさせておく。
他にも色々ありますが、すべてOYA−Gであるぼくが三太郎に見せておきたい『生活の中の当たり前』ばかりです。
当たり前の達人もカッコいいなと。
ちなみに現在ぼくが目指しているのは『アイロン』と『洗濯機』の達人です。
そうそう、何かの達人を目指すならとっかかりとして『電化製品』はホントおすすめです!
TVやPC、特にカメラなんてメチャクチャ未開拓だったりしませんか?
日々の中に創造とオモローは埋もれてます。
掘り起こして幸福度を上げてみてはいかがでしょうか?
本日も最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
再見ッ